「日本に、ウクライナ大使館あるね。だから日本で、ビザ取る、必要。招待状がいるね。」
状況は変わっていた。5年前は、空港でビザが取れた。手許にある、ロンリープラネットのロシア&ウクライナ版にも、「空港で一ヶ月のビザが取れる」とある。ただ、ウクライナ大使館のある国から入国する場合は現地でビザがとれないらしい。ウクライナに入るには、まずビザ、その前に招待状が必要となってくる。
招待状とは、旧ソ連時代の悪しき慣例(?)で、訪問都市・訪問期間・滞在地などをホテルなどの宿泊先に保証してもらう書類のようなものである。政府のスタンプが必要らしく、現地の友人などの個人にはなかなかおりにくいらしい。迷惑をかけるのも嫌なので、なにかいい方法がないかと、インターネットで検索をかけた。キーワードは「VISA、Ukraine、Travel、Agency」を適当に組み合わせる。引っ掛かるホームページの目ぼしいWebmasterに、メールをだして問い合わせた。
その中で、「ODESSA, UKRAINE An American's First Visit」というサイトを持つアメリカのSamuel氏から返事が来た。彼のすすめる代理店&ビジネスビザ用の招待状は100USD。私にはちょっと高いなあ〜。
ODESSA,
UKRAINE An American's First Visit
(http://www.geocities.com/Augusta/Fairway/1001/)
ロシア経由にして、モスクワの代理店にお願いしようかな?と、そちらのルートでも調べてみる。ロシアのビザ用招待状の相場が30〜50USDとの回答が返ってくるが、肝心のウクライナビザに関しての情報は「まっかせなさ〜い」としか返ってこない。香港からモスクワまでビザ込みでかなり安く手配してもらえるサービスがあったりと、かなり魅力的ではあるが、時間と金を余分に浪費してロシアに立ち寄るのが勿体無い。
時間は迫るし、ビザ申請から一週間はかかる。問い合わせた中で一番安くレスポンスの早かった、「Travel
Ukraine Agency」のLivi在住、Denisenko Alexander氏にお願いすることにした。招待状の代金は60USD。う〜ん、仕方ないけど、現地払いでもOKと言ってるのでお願いする。
Travel
Ukraine Agency Home Page
(http://www.argonet.co.uk/users/keith.powell/tua/)
パスポート情報、滞在期間、訪問都市が招待状申請に必要なので、メールにて通知すると、3時間後に画像ファイルの添付されてメールで送られてきた!これを印刷して、大使館に持って行けば大丈夫だとのこと。プリンターが使えるパソコンをぶっ壊してしまったところだったので、友人に印刷したものをFaxで送ってもらう。でも、これで本当に大丈夫?
とにかく、Liviに行くことは決まったので、ワルシャワからバスでウクライナ入りすることにする。う〜ん、具体的になってきたぞ。
※ここには、ウクライナの旅行代理店の情報があります。私のお世話になったウクライナのDenisenko
Alexander氏も載っています。
旅行代理店のリンク集
(http://pages.prodigy.com/ukraine/travel.htm)