3月7日(土)
タイ飯、初体験!

 まずはダイビングスクールのアクアランドへ。Cカード取得コースは、すでにインターネット経由で予約している。後は宿だけ。そこで格安の宿を紹介してもらえると伺っていたので、ひとまず甘い考えで店へ。

 ショップにいたのは、気さくなお姉さん。奥では、男性2人が学科の講義を受けているようだ。なんか難しそうなので、額に汗。ひとまず、受講手続きをする。

生まれて初めて食べたタイ飯

 

 「えっと、宿を紹介していただけると...」
 「そうだったわね。彼が連れていってくれるから、おい、案内してあげて」

 ベンチに座っていた好青年が、「いいところ、あるんだよ〜」と私達をゲストハウスに連れていってくれる。話を聞くと、関西大学の学生だそうだ。いきなりローカルネタ。なんなんだかな〜(汗) しかし、親切にもチェックインまで手続きしてくれた。部屋を見ると、なかなかよい。ツイン、クーラー&水シャワー付きで1泊400バーツ。思っていたより、ず〜っと安いじょ〜。思わず喜ぶ私達に彼が一言。

 「前に、1階に住んでいるおカマが押込み強盗したから、それだけ気をつけてね」

 おいおい。再びひたいに汗アゲイン。ま〜、何とかなるでしょ。ついでに、ゲストハウスの 前にある、うまい!安い!の食堂を教えてくれた。荷物を置いて、早速、タイ飯にトライ!

 じつは、私は日本ですらタイ料理を食べたことがない。あれだけ日本ではエスニックブームだというのに、である。東京に住み着くようになって1年ちょい。ひたすら、幻の関西の味ばかりを求めていたからだ。ただ、「タイ料理はちょ〜辛い!」とは嫌がおうにも噂に聞いている。未経験の私が、いきなり本場の味に挑戦して大丈夫なのだろうか。日本で、少し慣らしておいたほうが良かったのではないか...一抹の不安が脳裏を過ぎる。しかし、来てしまったものは仕方がない。お勧めだという、えびのカレーらしき物を注文する。パトンビーチの店は、英語のメニューも置いてあるので、とても便利だ。

 ついでに頼んだスプライトを飲みつつ、待つ事十数分。目の前に現れたのは、これまでの概念にはないカレー。ご飯が添えられている。インドカレーの洗礼を受けた私達には、非常に新鮮に映る。外見も、それ程辛くなさそうだ。恐る恐る、一口、ほおばる。

 「うまいやん!!!」

 飢えも手伝って、必死に食べる私。赤いピーマンも一緒に口にほうり込む。うまい。ひたすらうまい。

 「タイではピーマンの形状をしているものは大小色関係なく、辛いから...」

 いでち社長が事前に教えてくれた忠告を思い出したときには、既に遅かった。スプライトもすでに残り少ない....。

 タイ料理を食べるときは、水分を確保しましょう。


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